創業115年。広島県竹原市の着物専門店。「着てこそ着物」がモットー。高品質でハイセンスな【本物の着物】を扱っています。

着物のある豊かな人生のご提案

   益吉呉服店

          〒725-0013 広島県竹原市吉名町249-6

営業時間

10:00~18:30
定休日 日曜日・祝日

その他

無料相談を行っています

お気軽にお問合せください

0846-28-0007

秋・八月 葉月(はづき)の装い

8月8日頃

立秋(りっしゅう)

8月23日頃
処暑(しょしょ)

立秋(りっしゅう)8月8日頃~霜降(そうこう)10月24日頃までが秋とされています。

夏の帯も、格の高いものからカジュアルなものまであるので、着物の格に合わせて帯を選ぶことが大切です。帯締めや帯揚げ、半衿もまだ絽や紗、麻などです。

この時期は、汗は付きもの。ほっておくと黄ジミの原因になります。着用後は必ず、「汗抜き」に出しましょう。大切な着物を長く大事に保つ秘訣です。

立秋からの暑さは、残暑と呼ばれるようになります。

この時期から秋草などの秋の模様を取り入れましょう。
この時期の素材は,平絽(ひらろ)・竪絽(たてろ)・駒絽(こまろ)・翠紗(すいしゃ)・紗(しゃ)・麻(あさ)などです。

着物は本場夏駒結城(ほんばなつこまゆうき)(薄物ー盛夏用)
たて糸は真綿手紡ぎ糸 よこ糸は駒撚り絹糸 

帯は沖縄石垣島の八重山上布(麻)

本場夏結城紬は、重要無形文化財の技術を駆使した夏結城の中でも最高級品で希少性も高く、生地の地風もよくこの上ない涼感があり、しわになりにくく肌に優しい。
帯〆・帯揚げは絽。
涼しそうな色でコーディネート

帯の八重山上布(麻)は緯糸は手紡(てつむ)ぎの苧麻(ちょま)で織られ、植物染料で染められ、手織りで生産されているので、微妙に色彩等が異なり、一つとして同じものはありません。また肌触りが良く、涼しげで夏用の着物としても最適です。

8月23日頃
処暑(しょしょ)

9月8日頃まで
白露(はくろ)

秋に近いとはいえ、まだまだ暑い日が続いています。

夏結城・夏大島・夏塩沢・夏お召しなどの、透けた感じのものが着やすいです。
着物は夏、帯は秋。または着物は秋、帯は夏という装い方。というのもこの時期楽しいものです。
長襦袢や小物はまだ夏物。半衿も平絽、麻、紗です。

着物は夏結城。 帯は(ら)の夏半巾帯

半巾帯ですが、涼しさの演出で絽の帯揚げをして、遊んでみました

帯結びは、ざっくり大胆に

次回は「秋9月の装い」です。お楽しみに!